神経因性疼痛(neuropathic pain)
神経因性疼痛=神経原性疼痛=ニュロパチ(シ)ー=ニューロパシックペイン
神経因性疼痛は、神経組織そのものの異常で生じ、侵害受容器は関係していない。
三叉神経痛に代表される「発作性神経痛(paroxysmal neuralgia/ episodic neuropathic pain)」と、24時間絶え間なく痛みが持続する「持続性神経痛(continuous neuropathic pain)」とに大別される。
発作性神経痛の特徴paroxysmal neuralgia
50才以降に発症
片側性で正確に神経の走行に沿う
痛みの性状:電撃様疼痛
強度 : VAS 5-10/10 (最強・最悪の痛み)
持続時間 :数秒から20-30秒
発作と発作の間には、全く痛みがない
発作はトリガーゾーンの刺激で誘発される
特発性と症候性の場合がある
局所麻酔でブロックできる